米市場1位の時価総額
このニュースを耳にしても、アルファベットがどのような会社かわからなかった人も少なくないはずです。
文字のニュースでも、ほとんどが「アルファベット(旧グーグル)」と書いていましたから、米市場で時価総額1位になったアルファベットという会社の認知率はグーグルという名前と比較するまでもなく相当低いわけです。
Googleの親会社だとわかってしまえば、なるほど時価総額1位だと言われても不思議でもなんでもありません。
abcからxyzまで
このアルファベット社のホームページのアドレスをご存知ですか?
alphabet.com ?
残念でした。
このアドレスにアクセスするとBMWの子会社「アルファベット インターナショナル」という会社のページが開きます。
今回のニュースでアクセスが殺到したことでしょうね。
では、Googleの親会社のアルファベットのページはというと
何も知らずに、このアドレスだけ見たら、スパムサイトかと思ってスルーしそうなアドレスですが、それでも、これがGoogleの親会社Alphabetのアドレスです。
そしてこのページを開くと・・・Gのブロックを使い、
G is for Google
その下にGoogleの創業者の一人ラリー・ペイジのメッセージが続きます。
そして、画面右寄りには、A、m、pなどアルファベットのブロックがあるという実にシンプルな構成のページです。
G is for Google
日本語で言うと「G は Google のG」です。
「ドはドーナッツのド」と似ていますね。
子供が文字を覚えたりする時の言い回しなのですが、Gの場合だと、ゴリラ(Gorilla)、キリン(Giraffe ジラフ)、グレープ(Grape)、ギター(Guitar)、ゴースト(Ghost)などが一般的に使われます。
G is for gorilla!! (ジーイズフォーゴリラ!!)
なんて感じです。
A is for・・・・?
それでは、A はどんな言葉だと思いますか?
それは・・・・・Apple
時価総額でAlphabetに抜かれてしまったアップル・・・・ではなく、果物のリンゴのアップルです。
さて、Google以外のアルファベットの子会社には次のような会社が並びます。
Access/Google Fiber
Calico
Nest
Verily (旧Google Life Sciences)
GV (旧 Google Ventures)
Google Capital
X (旧 Google [X])
その他
実績はともかく、Googleのように一般的な知名度がある会社はありませんが、ラリー・ペイジの頭の中では、「G is for Google」に続くものとして、これらの子会社が並んでいるのかもしれません。
「C is for Calico」
「V is for Verily」
しかし、時価総額で抜いたとはいえ、
「A is for Apple」
は時価総額だけでは崩せそうにありません。