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Googleの穴を探すSEOのテクニックが不要になる日

 

ブログ用のプラットフォームとしてWordPressがここまで使われるようになった理由には、Google の マット・カッツ氏が「WordPressは良い選択だ」と語ったことが大きく影響してます。

マット・カッツ氏は、Googleのスパム対策チームのリーダーで、その発言は大きな影響力があります。マット・カッツ氏のブログもありますので見てみてください。

マット・カッツ氏のブログを見ると、カテゴリーはありますが、タグがありません。
タグについても、「SEOのために、タグに時間をかけるくらいなら、コンテンツに時間をかけましょう。」と言っています。もっとも、このブログが最新のSEOに対応した見本だよ、と彼が言っているわけではありませんが、少なくとも、検索エンジンの立場からは、タグはなくても十分にコンテンツの内容を把握できるということです。

さて、WordPressについてのマット・カッツ氏の発言から何年も経っていることを考えても、その優位性がいつまでも続くことはないでしょう。 近い将来には、どのようなプラットフォームを使っているかがコンテンツの評価に影響することはない、という状況になっていくはずです。

なぜなら、あるコンテンツが優れているにも関わらず、使っているプラットフォームのために認識されない、評価されない、という状況はGoogleにとっても、すなわち利用者にとっても望ましくないからです。

Googleといえども、未だかつて完璧であったことはありません。常の発展途上の状態です。

例えば、かつては、メタタグ(タイトルやキーワード、ディスクリプション)にキーワードを詰め込むことで、そのキーワードにおいて上位表示することができました。

これは、その時点でGoogleはサイト作成者が正しい内容をメタタグに記述することを前提に判断していたためでしょう。その後、メタタグではなく、コンテンツ全体からそのサイトの内容を判断できるように進化したGoogleは、今ではメタタグによる判断はしていないと公式に言っています。

メタタグの例のように、Googleのアルゴリズムの穴を狙うSEOは遅かれ早かれ効果がなくなり、最後には優れたコンテンツだけが残ることを、目指していることは間違いないです。

WordPressが良い選択である、という状況もGoogleの進化とともに、WordPress「も」良い選択の一つである、に変わっていくことでしょう。

そして、長期に渡ってGoogleに評価されるためには、細かなSEOに頭を使うよりも、より良いコンテンツを作ることに尽きます。

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