沖縄の伊良部島にマイルで旅行 そこは・・・の島だった
急遽休みが取れることになり、向かった先は沖縄、伊良部島でした。
そうだマイルで行こう
そういえば、マイルがたまっていたような。クレジットカードの支払いでマイルがたまっているはず、以前の海外旅行のマイルもたまっていたはず。調べてみるとそこそこ貯まってる。おまけに、マイレージのキャンペーンでお得になっているらしい。
どこに行くか、海外か、いや、そこまで長くは休めない(海外に行くなら長期じゃないとね派です)。
航空券はマイルでなんとかなるし、下手な海外旅行よりも普段は割高な国内旅行ってのはどうだろう。
暖かいところがいいなぁ、とはいえ時期が4月・・・4月で暖かいところ、思い浮かべるのは南の島のビーチです。
沖縄しかないかも? 沖縄といえども4月は4月。ならば、沖縄でもなるべく南行くしかないか。
そして、マイルが使える航空会社の路線との兼ね合いで行き先は伊良部島になりました。
伊良部島へ
正直言って、どんなところか知りませんでしたよ。その頃は、沖縄本島すら行ったことがありませんでしたから。今、改めて地図を見ると、伊良部島というのは、沖縄本島よりも台湾の方が近いくらいの位置にあります。
さて、伊良部島に行くには、羽田空港から飛行機で宮古島に飛び、そこからフェリーで伊良部島に渡ります。そのフェリーも2015年に宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が開通して廃止されました。
今回、レンタカーを借りずに過ごすことにした上、港からはるか遠い、むしろ下地島寄りの宿を予約したので、港までは宿の人に迎えてきてもらったわけです。港で車に乗り、宿に向かって走っている間、宿のお父さんの携帯にひっきり無しに電話がかかってきます。
“何日の何時からなんとかかんとか”
みたいことを言っているので、こんな時期でも商売繁盛なんだ、と思っていたのですが・・・・
全然違った。
伊良部島はお祝いの島だった
そうなんですね、時期が4月上旬というわけで、子供が進級、進学する家からの飲み会のお誘いだったわけですよ。聞けば、もちろん、3月中旬下旬も卒業やら学年終わりのお祝いがあったとのこと。
さらに聞けば、家を建てたなんていうのはもちろん、車を買った、自転車買った、船にペンキを塗った、要は、なんでもかんでもお祝いの名目になるということでした。
進級、進学などは時期が重なるので、そこら中の家でお祝いするわけですが、断るなんてことはもちろんなく、重なったら、何件でもハシゴだそうです。
ハシゴはともかく、そこで飲むのはもちろん・・・・
泡盛
沖縄の酒といえば泡盛です。泡盛というのは主にタイ米を原料にした蒸留酒ですね。ちょっとクセがあるのですが、慣れてしまうとなんともたまらない風味です。
伊良部島は人口 5,000人ほどの島ですが、いくつか泡盛の蔵があります。比較的名前が知られているのは「宮の華」でしょうか。他にも「豊年」という銘柄もあります。
現地の人は基本水割りらしいですよ。30度の泡盛を5倍に薄めてやっとビール並の度数です。もっとも割方は飲む側で調整できるようなので、いざとなったらほぼ水だけでもパッと見はわからないのでなんとかなる、ということらしいです。
島では、おそらく自治体主導の、「お祝いは家庭内にとどめましょう運動」のようなものもあるらしいのですが、住民の繋がりが濃い、強いところではなかなか難しいでしょうね。
現地の人の飲み会に参加する機会はさすがになかったのですが、どんな感じなのか、見てみたかったとは思います。 もっとも、調子に乗って飲みすぎて間違いなく迷惑をかけることになったと思うのでそういう機会がなくて正解でしょうか。
思いがけず長くなってしまいましたので、伊良部島の話の続きはまた別の機会に。