初マラソンで完走する!ペースを掴もう
秋から春にかけて、各地でマラソン大会が開かれます。
私が住んでいる地域でも毎年12月にマラソン大会が開催されています。
マラソン大会がやってくる
そして、マラソン大会が近づいてくると目につくのは、おそらく大会に参加するためのトレーニングに励む人の姿です。マラソン大会に出場する以上は完走したい、途中で棄権だけは避けたい、まして地元のランナーであれば近所の人が沿道で見ている確率も高いわけです。
颯爽と走る姿を見て欲しい!
と思っているかどうかはともかく、トレーニングに励む人は間違いなく増えます。
車がないと生活が成り立たないような田舎(なんです)だと、それこそ外出は距離に関係なく車、歩く距離が一番長いのはスーパーの中、なんてことが普通にあります。そういう生活を送っている人がマラソン大会で走るとなると、やはりトレーニングは欠かせませんが、やみくもに走ればいいというものでもありません。
では、どうしたらいいのか。
マラソンには制限時間がある!
地元の大会の場合、42.195km を走るフルマラソンはなく、その半分の距離 21.0975km のハーフマラソン、10km、5km のコース設定となっています。
それぞれのコースには制限時間が決められており、ハーフマラソンはスタートの合図から3時間以内でのゴール、10km は1時間20分以内にゴールしないと失格となります。そこで、記録を目指すらんなーではなく、初参加の初心者ランナーは、この時間を意識することが重要なんです。
マラソン大会で失格しないために
日頃走っていない人の場合、自分がハーフマラソンの 21km を 3時間以内に走れるかなんて見当もつかないと思います。そこで簡単な計算をしてみましょう。
3時間は、180分
21kmは、21,000m
ということは、1分で117メートルのペースで進んでいれば無事完走できることになります。
1分117メートルと言ってもピンとこないかもしれませんので、もう一つ数字を出しましょう。
1分で80メートル
これが何かわかりますか? よく不動産屋の物件案内にある徒歩〇〇分のベースになっているものです。駅から徒歩10分と書いてあったら、駅からだいたい 800m の距離があるわけですね。
つまり平均的な人が徒歩で進める距離が1分で80メートル。このハーフマラソンで進まないといけないのは1分で117メートル。だいたい、歩く速度の1.5倍弱のペースで走ればいいことになります。
ちなみに、10キロの方は125メートル/分のペースで走ることが必要です。こちらは歩く速さの1.6倍弱となります。
注意点がひとつ。この制限時間というのは各ランナーがスタートラインを通ってからの時間ではなく、スタートの合図が鳴ったらカウントダウンが始まります。そのために、参加者が多くて、後ろからのスタートになると、スタートラインに辿りつくまでに制限時間を消費してしまいますので余裕が必要ですよ。
なんとなく、走る速さのイメージがつかめましたでしょうか?
これから大会本番に向けての実践も紹介していきますのでお楽しみに。
初マラソンで走る速さのまとめ
歩く速さの1.5倍以上で走れば完走
拙い記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。