男のダイエット アメリカ人と糖尿病
これまでのあらすじ
ポッチャリ人生を歩んできた私はアメリカでポッチャリを超える体重増加に直面した。
アメリカ人と東洋人の体型の違い
アメリカにいると、多少体重が増えたくらいでは気にならなくなります。
なぜなら、周りがデカイですから。
洋服のサイズを例にしてもわかると思います。
身長174cmの私の場合
日本のメーカーの服は Lサイズ
アメリカの標準的な服だとSサイズ たまにMサイズ
これってドリンクのサイズと一緒ですね。
日本のLサイズがアメリカではSサイズ。
そして、身長も大きな米国人(人種によりますが、ここではいわゆるアメリカ人をイメージしてください)、以前よりも少なくなったと言われてはいますが、横にも大きいまん丸な人たちがゴロゴロいます。
日本の腹が突き出たお父さんなんて可愛く見えるくらいにまん丸、着ぐるみじゃないか、っていうくらい全身脂肪で覆われた人が山ほどいます。
そんな中では、ちょっと太った日本人なんて太ったうちには入りません。
名前を忘れてしまいましたが、海外で活動する日本人の女性演奏家が言っていました。
「日本に帰るのが憂鬱。こっちではスリムだって言われるのに、日本だとデブだって言われるから。」
肥満と糖尿病
肥満で思い浮かぶ病気に「糖尿病」があります。
こちらを見たところ、1980年から1990年頃までは、500万人前後をうろうろしていたのが、そこから増え続け、今や2000万人を超えています。
10人に1人近くは糖尿病ということになります。
人種ごとの比率をみると、アメリカインディアン、アラスカネイティブが15.9%近く、黒人、ヒスパニック、東洋系と続き、白人が7.6%と成っています。
意外にアジア系は低いですね。
上の数字は糖尿病になってしまった方の数で、糖尿病の予備軍は、なんと、3人に一人。
もう、完全にアメリカの国民病ですね。
そして、その予備軍が糖尿病患者にならないためには、体重を減らす、適度な運動をすることが大事とのこと。
ダイエットが始まらない
糖尿病は意識していませんでしたが今思えば、糖尿病予備軍に入隊していたのかもしれません。
アメリカ滞在中にも、さすがに「このままではいけない」、とジョギングシューズを購入し、ジョギングをしたこともありました。
しかし、仕事も忙しく、いろいろと楽しいこともあり、続きませんでしたね。
そして、アメリカンな食生活はそのまま・・・・・・
それが日本に帰るまで続きました。
(次回ようやく帰国します)