ISM Times

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au、ドコモ、ソフトバンクを支えるキャリアメール MVNO UQ Mobileの壁

   

au ドコモ ソフトバンク スマホ

ようやくソフトバンク系mvnoもスタートするようですね。

いい加減しびれを切らしていた方も多いと思いますが、選択肢が増えることはいいことだと思います。

あとはサービス内容と価格がどうなるか。

UQ mobileにMNPする

先日、長年使っていたauからUQ mobileにMNPしました。

UQ mobileは、auの電波を使用しているmvno(格安simサービスを提供している通信事業者)です。

auで使っていたスマホをそのまま使用したかったので、mvno数あれど選択肢は限られていて、au端末が使えるのは、今のところ「mineo」と「UQ mobile」の2社しかありません。

話は逸れますが、MVNOのことを、ついついMVMOって言ってしまいます。私だけですか?

Mobile Virtual Network Operatorの略がMVNOななのですが、「エムブイエヌオー」ってちょっと頭の中でも再生しにくい。今カタカナで書いたらもっとわかりにくいですね。

このわかりにくさもMVNOの普及を阻む壁です、間違い無いです。

UQ Mobileを選んだわけ

私がUQ mobileにした理由は、次の2点

  1. 通信速度が時間帯を問わず安定して早い
    (利用者、各種メディア調べ)
  2. サービス内容は同等
    (月額、データ量上限、繰越など)

Docomo系の通信サービスを提供するMVNO業者も増えてきたためか、最近では通信速度の低下が問題になってきています。

その点、UQ Mobileは時間帯、場所を問わず、良い結果を出しているという点がポイント高いです。

auとUQ Mobileの違い 3Gの有無

auとUQ mobileを比較した場合の最大の違いは料金ですが、他にも、auは3Gでもデータ通信ができる、UQ mobileはLTEのみで3Gは利用できない点があります。

もっとも、auはLTEエリアの拡大に力を入れてきたので、3Gでしか通信できないエリアは少なく、auのサービスエリアマップを見る限り、むしろLTE優勢に見えます。

私のように地方在住だと、家から徒歩10分ほどのところでも通話圏外になる地域がありますが、そういう場所では3GであろうがLTEであろうが接続できませんし。

ということで、多少の不安はありながら、大丈夫だろうと判断しました。

データ通信量も十分ある

データ通信量も、動画など容量の大きいものは、wifi経由でしか見ませんし、外でナビや店の検索、lineを使う程度ではそれほどデータ容量は必要ありません。

現時点では、UQ mobileの月上限は3GBですが、使い切れなかった余りは翌月まで繰り越せます。

私の場合、月に2GB前後しか使いませんので、常に1GB以上の繰越しとなるので、上限が実質4〜5GB程度になっています。

これだけあれば、日常的にはまず困ることはありません。

キャリアメールからgmailへ

auを解約すると、当然ながらauのメールアドレス(なんとか@ezweb.ne.jp)は使えなくなります。

そこでau解約前に、多少の準備をしました。

mnpすると決めてから、新たに携帯の連絡先用のgmailアドレスを取り、そのgmailアドレスから携帯アドレスのみで登録している相手にメールアドレスの変更を送りました。

gmailが届かない

これで一安心と思っていましが、念のために、ある人に携帯のメールアドレスからgmailのメールが届いたか聞いてみたところ、届いていない・・・・と。

忘れていました・・・・・キャリアメールって迷惑メールフィルターが協力なんですよね。
パソコンからのメール(これにgmailが含まれることがある)を全て受信しないようになっていたり、受信するようにしていても、迷惑メール扱いされたり。

しかも、auの場合、送った側にはそれがわかりません。

docomoの場合だと、そんなアドレスはないよ、というエラーメルが返ってきますが、これだと、相手のアドレスが変わった場合と区別がつきません。

キャリアメールで送り直す

というわけで、gmailからのアドレス変更のお知らせメールに返信がなかった相手に、改めてauのアドレスからアドレス変更のお知らせと、フィルター解除のお願いをしました。

これは面倒でしたが、最近では、LineやFacebookのおかげで、キャリアメールのアドレスしか知らない知り合いというのは数少なかったので投げ出さないで済みました。

これでようやく、キャリアメールから解放されました。

キャリアメールでの囲い込み

海外の携帯キャリアの場合には、日本で言うところのキャリアメールアドレスは一部を除いて存在しません。

SMSメッセージが主体です。

SMSは電話番号に紐付いているので、電話番号が変わらなければメッセージは届きます。

日本と同様2年縛りはあっても、キャリアを変更するための壁は日本よりも低いわけです。

日本の場合、smsは有料、キャリアメールは無料で機能を豊富にすることで囲い込みを図ったわけです。

この壁もlineなど他の連絡手段が普及したことで、だいぶ低くはなってきたようですが、長年使っているキャリアから他に変更するというのは思い切りがいるものです。

UQ MobileにMNPする

いよいよau解約の準備も終わり、あとは、auのお客様サポートに電話をかけてMNP番号を取得、近所にあったUQ mobile取扱店でUQ mobileのSIMを購入、契約の手続きです。

実際にやったところ、店頭で申し込みから30分ほどでMNPは完了でした。

UQ mobileの使い勝手と料金

UQ Mobileの使い勝手

電話番号もスマホ本体も変わっていませんので、新鮮味もありませんでしたが、そのくらいに何も変わらずです。

拍子抜けするくらいに、なーんにも変わりません。

UQ mobileの料金

月額料金は、auの時の3分ほどです。安いですよ。通話しなければ、2千円を切りますので。

無料通話がないため、通話した分は通話料が上乗せされますが、たまに長電話して通話料が2千円を超えてもトータルでまだ4千円です。

LTEだけでも困らない

3Gが使えなくて困ったこともありません。ほとんどの場所でLTEで接続できます。

思わぬメリット

auなど3大キャリアの場合、スマホが壊れた時の交換サービス、電話サポート、機種変更した時のスマホ代金サポート(実質0円なんてありますよね)、auショップなどの店舗がありますが、そういうものは一切ありません。

ないから不便か、というと、そんなことはありません。

必要になった時に必要な費用を支払う、という状況になりむしろスッキリしました。月額数百円のサポートであっても長年支払えばそれなりの額になりますし。

何となく、今の携帯会社との契約を続けている方、もう直ぐ契約更新時期の迫っている方、とにかく月額を安くしたい。

そんな方にはMVNOはオススメできます。

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