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花粉症と子供のアレルギー、意外な予防策と薬

   

花粉

すっかり国民病となってしまった花粉症

車や窓がうっすら汚れているのが花粉だなんて聞くと、それだけで鼻がむず痒くなりますね。

うちの車は色が黒なので、余計に目立ちます。おまけに砂埃と違ってうっすら緑がかっているを見ると、息が止まりそうになります(これは気分的に、ですよ)。

ここまで、スギ花粉が蔓延する原因になった日本の林業政策については、とりあえず置いておきましょう。その対策も遅れに遅れていることも置いておきましょう。

飛んでくるものは飛んできます。

子供にアレルギーで辛い思いをさせないためのヒントをこのページの下の方に書いておきました。小さいお子さんがいらっしゃる方は読んでください。

花粉症とは

今の世の中、アレルギー抗体検査をすれば、ほぼ全員何かしらにアレルギーを持っていると言っても過言ではありません。

そして、一口に花粉と言っても、スギ花粉だけではなく、ヒノキ、ブタクサ、カモガヤ、稲、シラカバなどなど国や地域によって違いはあれど、要は、大量に飛散する可能性のある花粉は花粉症の原因になりえます。

空気中の飛散物といえば、排気ガスやPM2.5など人間が作り出した有害物質もありますね。

花粉症のメカニズム

アレルギーの説明では、よくバケツやコップが使われています。

体内の目には見えないコップにアレルギーの原因がたまっていき、それが一杯となり溢れた場合の過剰な反応がアレルギー症状というもの。

同じような環境にいても、人によって発症したりしなかったりというのもそのコップの大きさや、そもそも花粉用のコップがないラッキーな人もいるので、そういう人は症状が出ません。

花粉症になった

私の場合、初めて花粉症の症状が出た時には、目が痒く、鼻水が止まらない状態となり、目と鼻をえぐり取って、じゃぶじゃぶ洗いたい気分になったものでした。
花粉症用の目薬や点鼻薬でなんとかしのいでいましたね。

ただ、しのいでいたと言っても、多少はマシ、鼻栓をしなくても鼻水が垂れてこない、というレベルにしかなりませんでしたので、数年それを続けたあと、薬の服用を始めました。

花粉症の薬

クラリチン、アレグラ、アレロック、ザイテルとかいろいろな薬があるようです。
これが困ったことに、ある人には効果があっても、自分にも同じ効果があるかわからないし、アレルギー系の薬の厄介なところは、眠くなることなのですが、それも人により眠い度がだいぶ違います。

私の場合、クラリチンから始めましたが、これが効果がありました。1日1回の服用でよかったというのも高ポイントでした。
そして、眠気も出ませんでした。ただ、それは元々いつも眠いという私の体質(?)上目立たなかっただけかもしれません。

引っ越しなどで薬を処方してもらう病院も何度か変わりましたが、結局飲んでみないとわからない面があるからか、始めてではなく、以前飲んでいた薬が効果があった場合には、それがそのまま処方されますね。

「花粉症なんです」
「薬は飲んでましたか?」
「はい、クラリチンを」
「効きました?」
「はい」
「じゃあ、クラリチン出しておきましょう」

なんて感じです。

でも、今年はちょっと様子が違うような。鼻水が出ませんが、頭が重くて、眠気もとれません。これってクラリチンが効かなくなってきたということなのでしょうか。そうだったら、困ったことです。。。。

花粉症対策

薬以外の対策はそれほどしていませんね。

窓は開けない
洗濯物はなるべく外に干さない
外に干した洗濯物は花粉を払ってから取り込む

くらいです。マスクも花粉メガネもしていません。

あとは、以前、花粉症に効果があると聞いて以来飲んでいる甜茶を飲んでいます。

子供と花粉症

以前は、ここまでアレルギーって騒がれていなかったと思います。なんとなく、関係するんじゃないかなと思っていたことはありました。

そして見つけたのが、国立研究開発法人 国立生育医療研究センターのページです。

エンドトキシンの抗アレルギー作用経路を特定

なんと、家が汚いほどアレルギーの発症が少ないことが証明され・・・・・とあります。

抗菌、除菌などと子供に衛生的な環境を、という努力が逆の結果を招いている可能性があるということですね。家だけではなく、最近の子供は泥んこ遊びや水たまりで遊んだりできませんしね。(服が汚れるでしょう!!! なんて怒られたりとか)

以前、寄生虫がいると花粉症にならないという話もありましが、同じことかもしれませんね。

ちょっと考えさせられる話ではないでしょうか。

不潔な家がいいということではなく、子供にとっては、この世界の「有害物質」と触れ合うことも大事なことなんでしょう、きっと。

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