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BABYMETALがビルボードチャートに!まだまだ止まらない快進撃

   

クイック・ジャパン 125

METAL RESISTANCE発売に始まり、
UKチャート、ビルボードチャード、iTunesチャートなど
海外チャートにもランクイン。

もちろん、ウェンブリーアリーナ公演も大成功

米国内フェス出演も含めた全米ツアー、その間にもサマソニを始めとした国内フェス出演、ワールドツアーの最後を飾る東京ドーム!!と、もう誰にも止められない状態と言ってよいでしょう。

国内メディアからの注目度も昨年以上のものとなってきています。

「なんだか遠くに行ってしまった」

昨年からのにわかBABYMETALファンの私でさえ、そんな風に思いますのでサクラ学院以来のベビメタファンはどんな気持ちで今の状況を見ているのでしょうか。

なぜ海外で注目されているのか、という記事や特集が多いようですが、うーん、そこはどうでもいいかなぁ。

どうでもいいというと語弊があるかもしれませんが、そこは考えても仕方ないかと。

いくら分析したところで、BABYMETALに続いて海外で(も)活躍できるユニットが続出する、ってことはないでしょうし。再現性があるか、といえばおそらくないですよ。

狙ってできることなら、とっくに誰かがやってますって。

そこを敢えて言えば、BABYMETALだったから、になるのかな。

SU-METAL一人でも成り立たない、YUI、MOAだけでも成り立たない、どんなに演奏技術が優れていようと神バンドだけでも成り立たない。詩や曲ももちろん欠かせない。そして、あの振り付けがなかったら、やはりBABYMETALではないでしょうし、すべてをまとめるプロデュースがなければ始まらない。

このどれが欠けてもBABYMETALになりませんね。

さらに、様々な幸運もありました。サマソニでのLarsとの出会い、LADY GAGAとの出会いに始まる海外フェス参戦とか。

ここで何が凄いかというと、歌詞を英語に変えてみるという海外仕様にしなかったとか、よりメタルらしいパフォーマンスにしたりすることがなかったこと。ここは大きな賭けだったと思います。

始めのうちは(今でもかな)、海外メタルファンやメディアの中には「あれはメタルじゃねー」「商業製品だ」「メタル風J-POP」だと毛嫌いする向きもありました。これ、正論といえば正論なんですね。

ところが、そのうち、そんな正論はどうでもよくなってきて、BABYMETALというジャンルとして受け入れられてきたように思います。これがまたすごいことで、当たり前ですがBABYMETAL系ではないわけです。他にいませんから、今のところ。女性だけのメタルバンドはいても、それはBABYMETAL系ではなく、BABYMETALというジャンルにはBABYMETALしかいないわけです。

これ、特に海外の普段メタルを聴かないけれど、たまたま耳にした、という人が敏感に感じ取ったことだと思いますね。BABYMETALのDVDは見るし聞くけど、他のメタルバンドには興味ないわ、という層ですね。

この層も一定数掴めたことも、今の成功につながっているのでしょう。と個人的には感じています。

これから、BABYMETALというジャンルがどこまで世界に浸透していくのか、ますます楽しみです

 - BABYMETAL