BABYMETAL KARATE と SUKIYAKI のただならぬ関係
SUKIYAKI
すき焼きお好きですかー?
写真を見るだけでヨダレがでそうな・・・
3姫もきっと好きに違いない、聞いたことないけれど。
以前の記事で SUKIYAKI という曲について書きました。
さて、SUKIYAKI(スキヤキ) というのは、日本の歌手である坂本九の「上を向いて歩こう」が、ひょんなことからイギリス、アメリカ大ヒット、大ヒットなんて物ではなく、ビルボード1位(ワールドチャートじゃないですよ、総合チャートですよ)を獲得するなど世界的なヒットになったその時のタイトルです。
「上を向いて歩こう」は、もともと海外市場を意識したものではありません。
それが、なぜ SUKIYAKI に??
SUKIYAKI というタイトルは、「上を向いて歩こう」というタイトルにも歌詞にもなんの関連性もありません。
では、なぜ SUKIYAKI だったのか。これには諸説あるのですが、要は、日本(というか異国)を感じさせる言葉、語呂の良さから付けられてようですね。
当時(1963年頃のことです)、よほどの日本通ではない限り SUKIYAKI という言葉から日本の料理を連想できるイギリス人、アメリカ人はいなかったことでしょう。
今でも、ちょっと年配のアメリカ人にとっては、SUKIYAKI は、「すき焼き」ではなく、この歌のことです。歌詞まで覚えていて歌ってくれる人までいますから、すごいですよね。
BABYMETALとすき焼き
一緒に食べてみたいなぁ・・・・SUKIMETAL
ではなく、いや、あるといいな、そうではなく
何を隠そう、KARATE というタイトルを聞いて思い出したのが、この SUKIYAKI の話なんです。
空手の型を取り入れたダンスとか、セイヤソイヤの掛け声が「KARATE」というタイトルの由来のように語られることが多いのですが、このタイトルをつけたスタッフの頭の中にこの「SUKIYAKI」があったことは間違いないと思いますね。
ただ、大きな違いは、BABYMETAL はすでに特定のファンを海外にも持っていることと、「KARATE」という言葉は日本というよりも日本由来の万国共通語だということでしょうか。
そういう意味で、この「KARATE」。よりアグレッシブに世界を見据えた BABYMETAL の意欲作なのも間違いないところ。METAL RESISTANCE の序章と呼ぶにふさわしい楽曲デス。