サラリーマンよ!国民健康保険料、住民税、所得税を知っているか?
サラリーマンの知らない確定申告
サラリーマンの場合、所得税、住民税などの税金や健康保険料、国民年金など社会保険料を意識することってあまりないと思います。
給料が振り込まれる時には、全て引かれてしまっていますからね。
自分でする手続きとしては、年末調整の用紙を書いて生命保険などの控除証明をつけて提出するくらいでしょうか。
あとは、家を建てたとか、副業収入が多かったとか、医療費が多かったということがなければ確定申告もすることがありません。
自営業の確定申告
これが、小規模な自営業の場合だと、確定申告というのは一大イベントなわけです。
毎年、準備をしているつもりでも、期限直前まで領収書をひっくりかえしたり、エクセルをいじくりまわして、あーでもない、こうでもない。。。
まぁ、日頃から帳簿をつけて(紙の人は少ないと思いますが、大抵は会計ソフトですかね)いたり、税理士に頼んでいる人は届けるだけ、かもしれません。
何しろ、納税は国民の義務ですから、一体いくら納税できるのか1円でも多く税金を支払うために、皆さん頑張るわけですよ。。。。。え、違う?
確定申告で確定した所得に対して所得税、住民税や国民健康保険料などが決まってきます。
そして、これもサラリーマンの方には想像つかないと思いますが、確定申告の申告期限までに、原則所得税額も納めないといけないんですよ。しかも、原則一括払いです。
国民健康保険料は全国一律ではない
さらに、サラリーマンの方には馴染みが薄い国民健康保険。この保険料というのがまた驚くほど高いです。
サラリーマンだと、税込年収が1千万ほどあっても、健康保険料は月28,000円程度だったりしますね。年34万ほどです。
ところが、国民健康保険は単純に2倍以上だと思ってください。年70万ほどになります。
しかも、この保険料、これは国民健康保健の加入者でも知らない人が少なくないのですが、自治体で大きな差があります。
同じ県内でも年額で大きな差がつきます。
年収500万 単身30代を例にした場合、
東京都
最安 大島町 18.5万円
最高 新宿区 30.5万円
千葉県
最安 成田市 26万円
最高 九十九里町 41万円
なんと年額で2倍以上の差が。
そして、東京の最高額と千葉の最安でそれほど差がないというのも驚きの事実。
健康保険料だけで見れば、安い自治体に引っ越すと大幅な節約ができるということになります。
まあ、いろんな物価や自治体のサービス、そもそも同じ収入が得られるか、などいろいろな要素があるので、健康保険料が安いところに引っ越しちゃえ!とはなかなかなりませんが。
ちょっと驚きませんか?
保険料の使い道
高い保険料でも、納得のできる使われ方がされていればいいと思います。しかし、実際には、実感として、おかしいと思っている方がほとんどじゃないでしょうか。
介護保険も、保険料は取るけれど、介護の利用は厳しくしていこうという国の(こっそりとした)方針という点には、厳しく目を光らせないと、と思います。