ISM Times

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リファラースパム対策その後

   

昨日、リファラースパム対策として、ホスト名が (not set)になっている参照元を除外するフィルターを適用しました。

リファラースパム対策実施(ホスト名編)

スパム拒否

スパムフィルターの結果

その後、リアルタイムでは、スパムアクセスが確認されましたが、今日、レポートを見ると、それらのアクセスは表示されていませんので、今回フィルターによる対策は有効だったようです。

早めに対策をとったため、こちらで記録されているスパムサイトは多くありません。そのうちの一つのサイトはここ最近登場したもののようですので、サイト名単位でのフィルターを作り更新している方には役立つう情報の可能性もありますが、サイト名を公開することで、意図せずサイトにアクセスしてしまう方もいるかもしれませんので、あえて記載しません

リファラースパムの目的とは

さて、以前にも書きましたが、リファラースパムの目的は、、Google アナリティクスを利用するサイト所有者に興味をもたせ、スパムサイトにアクセスさせることだと言われています。(本当のところは、スパマーに聞いてみなければわからないわけですが)

スパムサイトにアクセスすると、ECサイト(風)であったり、SEO業者(風)であったり、サイト向けのプラグインやスクリプトを提供している(ように見える)サイトであったりします。ただ、真の狙いはやはりわかりません。

考えられることとしては、そのECサイトやSEOサイトで商品やサービスを購入した際の支払いのための個人情報(クレジットカードなど)の入手や、一見便利そうに見えるプラグインやスクリプトをサイトに導入することでサイトの書き換えや、そのサイトをBOT運用サイトに改変してしまうものがあるかもしれません。むしろ、その可能性が高いと考えた方がスパマーが手間隙かけてスパミングを行う理由としては納得できるのではないでしょうか。

これまでのところ、アクセスしない限りは、アナリティクス上のノイズ(アクセス数が少ないサイトの場合には、かなり目立つものですが)以上の被害はないようですので、この対策に時間を費やすことには、大きなメリットはなさそうです。

待たれる抜本的な対策

スパマー側も、今回のような単純な対策は想定内だと思いますので、近い将来には、より高度な手法を使ったスパムミングが目についてくることは想像に難くありませんが、その頃には、Googleが抜本的な対策を講じてくれることを期待したいですね。

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